結果発表2016 第2回アクセンチュアフォトコンテスト テーマ:みんなが知らない、ふくしま 後援:福島県

今回も多くの力作をお寄せいただきまことにありがとうございました。
震災から5年。逞しく再生する福島の姿を活き活きと伝える作品の中から、
選び抜かれた受賞作をご覧ください。
受賞された12名の皆様、おめでとうございます!

審査員総評

前回に続き、今年も多くの力作と出会えた楽しい審査会でした。

審査に当たり、写真のテクニックよりも気持ちが強く出た作品を選ぼうと方針を立てましたが、結果的には技も心もレベルが高い秀作12点が揃いました。激戦だったにもかかわらず2年連続受賞の実力派もいらっしゃり、驚きました。
どの作品からも、福島の伝統、大自然、そこに生きる人々と真正面から取り組み、ありきたりでない視点でシャッターを押している。そんなポジティブさが伝わってきます。カレンダーになり飾られるときには、そんな福島のエネルギーが伝わることでしょう。

素晴らしい作品をありがとうございました。これからもいい写真を撮り続けてください。

ハービー・山口
Herbie Yamaguchi

1950年東京都出身、写真家。20代をロンドンで過ごし劇団員を経て写真家になる。
「希望を撮ること」をテーマとしたポートレイトは幅広く支持されている。
写真の他、エッセイ執筆、ラジオDJ、また布袋寅泰のアルバムには作詞家として参加している。
2011年度日本写真協会賞作家賞受賞。
現在ヨーロッパを巡回中の「Eyes Wide Open ライカ写真の100年展」には、世界の140名の写真家の一人として選出されている。
代表作に「ロンドン」「代官山17番地」「HOPE空青くなる」「1970年二十歳の憧憬」「雲の上はいつも青空」など。
herbie-yamaguchi.com

最優秀賞

伴 博之さま 「わたしの五色沼へようこそ」

「わたしの五色沼へようこそ」

■撮影場所/裏磐梯 五色沼の毘沙門沼

■ご使用のカメラ/Canon PowerShot SX700HS

■コメント/その日は朝早く五色沼を散策しました。鏡のような水面に朝陽に輝く新緑の森が鮮やかに写り込み、清々しい心洗われる光景に見惚れてしまいました。すると突然足元に五色沼の主のような巨大な鯉が現れました。まるで沼の主が「ようこそ五色沼へ」と私を歓迎してくれているように感じました。

審査員講評

鏡のような水面に美しい風景が映りこみ、それだけでも風景写真として優れているところに、中央に鯉がぐいと顔を出している。写真と出会った時、審査員も思わず声をあげました。内容的に深く、自然の生命力が一枚に写っている。魚との会話もある傑作です。作者の感受性を深く評価します。

優秀賞

柏舘 健さま 「楽しい水辺」

「楽しい水辺」

■撮影場所/猪苗代町達沢の滝

■ご使用のカメラ/Canon EOS 5D Mark III

■コメント/夏休み最後の日、子供会の子らが達沢の滝に水遊びに来ていました。はじめは水に濡れるのが不安なのか恐る恐るでしたが、時間とともに大胆になり、濡れながらキャーキャーと滝の裏側にも行き来していました。ふくしまの子供達も元気になってきたように思えます。

審査員講評

豊かな水が流れ落ちる瀑布と、その裏側まで大胆に潜り込む子供たち。滝の響きと子供たちの歓声が聞こえてきます。 スローシャッターで水の動きをとらえたので、子供たちの姿もぶれて写っているけれど、それが臨場感ある表現になっています。元気に遊ぶ子供たちの未来が明るいことを願います。

優秀賞

小林 哲さま 「秋を裂く」

「秋を裂く」

■撮影場所/秋元湖堤防

■ご使用のカメラ/Nikon D610

■コメント/紅葉した山々が鏡のような湖面に彩り豊かに映っていました。そこに突然モーターボートが出現。 湖面の山々が大きくゆがみ、複雑で不思議な模様が生まれました。一瞬の出来事でした。

審査員講評

静かな湖面に紅葉が映り込む景色は人気のテーマではあるけれど、作者はそこに生まれた一瞬のシャッターチャンスをものにしました。山々が歪み、風景が乱れる面白さを活かし、それを引き起こしたモーターボートの種明かしが、ちゃんと用意されているフレーミングも素晴らしい。いい写真です。

佳作(9名)

永嶋 裕一さま 「雪の桧原湖」

「雪の桧原湖」

■撮影場所/桧原湖湖畔

■ご使用のカメラ/SONY α7RⅡ

■コメント/雪がしんしんと降る、冬の桧原湖の情景を撮影しました。

曳地 正刀さま 「仙台行き始発列車」

「仙台行き始発列車」

■撮影場所/福島県伊達市 梁川駅

■ご使用のカメラ/Canon 6D

■コメント/仙台行きの電車と朝焼けが綺麗にみえる阿武隈急行線梁川駅のホームです。

八島 和浩さま 「福島から♥&Peace」

「福島から♥&Peace」

■撮影場所/伊達郡桑折町半田山山頂

■ご使用のカメラ/Nikon D810

■コメント/故郷を離れて19年が経ち、ふと思いたち故郷に帰省した際に桑折町半田山自然公園へ。標高863.1mの半田山山頂を目指す登山道に湖がハート型に見えるポイントがあります。ハート形に見えるのは水位の変動で11月~5月。ちょうど遅咲きの桜が満開で、陽光が湖面に差し込み想像を超える絶景を見ることができました。「みんなが知らない、ふくしま」がここにありました。

樫村 太郎さま 「きれいだね!」

「きれいだね!」

■撮影場所/福島県二本松市 合戦場のしだれ桜

■ご使用のカメラ/Nikon D810

■コメント/震災後、毎年桜の時期に福島県に訪れています。ここ合戦場のしだれ桜は朝から夜のライトアップまで長時間見れるので必ず来ています。そこで撮影をしていた際に子供達が写真を撮っていた姿を撮りました。バックのしだれ桜が子供を包み込むようにやさしく見守っているようで微笑ましかったです。

入岡 一郎さま 「五穀豊穣を祈願して」

「五穀豊穣を祈願して」

■撮影場所/喜多方市慶徳町 慶徳稲荷神社

■ご使用のカメラ/Canon・EOS 5D Mark III

■コメント/喜多方市慶徳町の慶徳稲荷神社で行われる、日本最北限の田植神事。断片的な情報しかなかったので、喜多方駅の観光案内所の方に詳細を調べて頂き、迷うことなく現地入りできました。 写真は早乙女による田植え風景ですが、不慣れでぎこちない仕草を微笑ましく感じました。

浅野 達彦さま 「朝もや晴れて山河をゆく」

「朝もや晴れて山河をゆく」

■撮影場所/三島町(JR只見線第一鉄橋)

■ご使用のカメラ/Nikon D800

■コメント/現地に到着した時はまだミルク色の朝もやに包まれていた。太陽が山間から登りもやが徐々に晴れた頃、列車が光を浴びてゆっくりと鉄橋を渡っていった。

門林 泰志郎さま 「素敵な仲間」

「素敵な仲間」

■撮影場所/古殿町花棚相撲大会

■ご使用のカメラ/Nikon D3S

■コメント/古殿町の一年一度の恒例の相撲大会での記念撮影の一コマです、素敵な素敵な仲間たちですよ。

高橋 脩さま 「家族旅行」

「家族旅行」

■撮影場所/中津川渓谷

■ご使用のカメラ/Nikon D810

■コメント/裏磐梯の中津川渓谷にて。猿の親子が散策路にいました。ノミ取りをしたり、仔猿が親猿にじゃれたり、そして、まるで紅葉を楽しんでいるかのようにしていました。めったに猿は現れないそうで、たいへん運が良かったし、猿が仲の良い家族のようで、心温まる場面でした。

菅藤 弘喜さま 「ふくしまむかしばなし」

「ふくしまむかしばなし」

■撮影場所/福島市民家園

■ご使用のカメラ/Nikon D7000

■コメント/福島市民家園では福島の年中行事を子供たちへ教え伝える催しが行われています。囲炉裏を囲んだ子供たちの瞳が輝いています。

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